ボードゲームキッカー アナログゲームを味わい尽くすWEBマガジン

わか八郎

紀州式マンカラ 17/11/22

紀州マンカラ協会・会長のわか八郎と申します。
皆様、「マンカラ」というゲームはご存知でしょうか?
マンカラとは、「アフリカ・中近東・東南アジアにかけて古くから遊ばれているゲーム」です。
マンカラという言葉は、アラビア語のnaqala(ナカラ/動く)から来ているそうです。

分類としては、囲碁将棋などと同じくアブストラクトゲーム、
運の要素が絡まない戦略ゲームに含まれます。大雑把に説明すると、
自分の陣地から手持ちの石を先に無くしたほうが勝ちというものです。
ソリテアやバックギャモンに似ている、という言葉を頂いたことがあります。

広大な地域で遊ばれているためか、細かく枝分かれしたルールがあるようです。
例えば、WEB上のフリーゲームを探すだけで、ルールが違うものが多く見つかります。

さて私は元来TCG畑の人間で、2人対戦ゲームが大好きです。
2人対戦ゲームを探すうち、マンカラに出会いました。

遊んでみて感じたことですが、ルールは簡単、かつ奥深い。
3分あれば覚えることができ、時間も10分かからずに終わります。
ゲームの進行自体も、いくつかの選択肢から1つを選び続けるだけ。

しかしその選択が正しいかどうか、の判断が難しいところです。
石をすべて消すのが目的なのですが、同時に石は攻撃と防御の材料であり、
石を消しすぎてはいけない。石をどれだけ残すか、バランス感覚も大事です。

また、特定の方法で石を消すと「もう1回自分のターン」というルールがあります。
石を連続で消し続ける「連鎖」の爽快感は、なかなか他のアブストラクトゲームには無く、
「ずっと僕のターン!」という感じが、子供たちにウケが良いみたいですね(笑)。

マニアックな内容に関しては、おそらく文字数の関係で書ききれないのですが笑
簡単なルールと、紙とペンとおはじきがあれば遊ぶことができますので、
近頃は、マンカラを教育や高齢者の現場に取り入れる動きも高まっています。

紀州マンカラ協会は、もっとも基本的なマンカラ「ベーシック」を
さらに簡単にした「紀州式」を提唱し、普及活動をしています。
各種イベントに出展などをさせて頂く他、和歌山市内に道場を常設し、
そこで月例大会を開催していますので、もしご興味の湧いた方は、
#紀州マンカラ協会 で検索してみて下さい!

会長 わか八郎 @wakayaman1130